焦土



量産型クローンとの戦闘は熾烈を極めたわ。
地表の半分以上を焼き焦がしたその戦いは後に「炎の七日間」と呼ばれるようになるの。

それぞれはさほどの戦闘力でも無かったけれど、奴等は痛みを感じないクローン。次第に私は劣勢に追い込まれていった。

6体倒し、残り3体になった時にとうとう私は力尽きてしまう。
その懐にはみずいろちゃんが…
一斉に発射されたデスビームを受け、私の装甲は茶色に焼けこげてゆく。

「この子だけでも、守らないと!」

遠のく意識の中、耳に届いた言葉。
それは、みずいろちゃんが初めて喋った言葉。
確かに聞こえた。

「おかあさん…」